さてさて、昨日はドライバーを中心に書いたけど、
肝心の車は、どうかと言うと
基本的には、耐久用?に合わせて3人のドライバーの意見を最大限に
取り入れて、最小限に妥協出来る仕様を目指してみました。
基本的には、一番速いドライバーと基本のセットアップを行い
90パーセントの出来を確認したところで、第2・第3ドライバーに乗ってもらう
そこで得られる、ファーストのインプレがマシーンの方向性を左右するので大事
この段階で、大きくセッティングが、間違っているようなら一端白紙に戻してでも、変える
基本セッティングのままで、タイム差を見る
各ドライバーの1周目・2周目・3周目以下続く、のタイムの状況で本番の状況が大体解ってしまう…

そのタイムを頭に叩き入れて、ファーストドライバーと意見を交換して
若干の妥協点を、見つけ出す
本当は、ココでマシーンのセッティングを固定して、全員のスキルアップを
目指す。
上がったところで、初めて3人にセッティングの内容に対して意見をぶつけてもらうのが
一番良いと思っているのだが……
今回の耐久マシーンのセットアップは、14キロ・13キロで減衰は前後とも
3段戻しで、バネは堅めでショックは、しなやかに動く、
どんな状況でも、変化がない状況にセットアップ
リヤが3ミリ車高が低い状態。
前後ともスタビを組んでいるが、NA8の純正に近い状態で
スタビリンクを加工して、前後のスタビ効きを調整
タイヤは最初は前後共RE010だったが、リヤのみネオバに変更
(ここら辺が、妥協の一部)
↑コレは微妙に失敗だったのでは次回変更
キャンバーは、前2度でリヤは2度半、トーは前後ともインに3度
ブレーキも、マスターシリンダーストッパーに前後のバランスを考えてFメッシュにR純正ゴム(リヤロック回避のため)
熱くなる第2戦・第3戦を考え、1.8純正ラジエターにエアー抜きタンク+
サーモ抜きで、当日は30度オーバーにもかかわらず、最高水温は
87度(アッパーホースにて)
終始80度~85度にて安定、狙った水温キープ
その他色々、細かく地道に耐久マシーンらしく、セットアップしてみました。
ちなみに、マシーンを製作する前の段階での予想タイムは
完全フリーの涼しい時期でベストラップが14秒台後半で、(一発勝負)
レースラップは16秒前半から17秒中
レース中のベストラップが15秒前半
と言った予想で、車を作ってみました。
まぁ、勝手な監督的、予想ですが
第1戦のスターレットの時は一発勝負で16秒台
レースラップは17秒中から18秒後半でと計算して、周回周も44周と
その通りだったが
計算で、レースが出来るなら、レース走る必要が無いので
走ってみなければ、ゴールしてみなければ解らないから、必死で走るのだよね!!
今回一番予想外だったのは、完全に1時間のスプリントレースに成るほどに
レベルが上がっている事だった!!
マシーンの作り方も、1時間すべて全開で持って、尚かつ速い事を求められる事を、
再認識した。