ロドの下半分には、チッピングの加工がしてあります

普通の車両にはして無いんですが、ロドのボディは知ってる通り丸いんですよ(笑)
なので、タイヤが巻き上げる石とかからボディを守る為に
弾力性のあるチッピング加工してあります
コレが、補修なりパネルの交換する場合に、面倒な作業が増えます……

その上に肌の再現がもの凄く難しいんです
ガンで塗るタイプ、スプレーで塗るタイプ、両方共一杯試して、失敗しながら
少しずつ良い塩梅に近づいて来てました、下処理完成と思ったら
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なんと下の錆止めのサフが縮んで来ました(泣)
最初からやり直しですね……
このチッピングコートの扱いが難しいんだけど、コレ以外は再現は出来ないんで使ってます
オマケに取り寄せに時間が必要なので、諦めてコッチも進めて見ます

フレーム修正の開始です……
硬いメインフレームが左右共15ミリ曲がってますので、修正機に載せて修正しますよ
取りあえず、最初は荒挽きから始めます、違った、粗引きです(笑)
全体の寸法が2㎜以下に成るように修正していきます
四角いフレームのロドは難易度が高いけど、大丈夫です

とっ、その時に業者さんが来店して新しい商品の説明受けて現場に戻ったら
なんか形が違う方向に変わってる……
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ちっ、余計な修正されてて仕事が増えた(泣)

何時も思うけど、ソコしか見ない人が多すぎる仕事でも何でも……

一部の修理成り仕事成り、ソコだけ見ててもなんとも成らない事が???
一部だけ見ててたら大事な事を見逃す事
1部分の修正でも、もっと大きく全体まで見てから、最終的に絞り込まないと……

足回りだって、そうダンパーだけ見なおしても良い結果が出るとは限らない
バネもブッシュもボディも、タイヤも、ブレーキも、ドラポジも全体的に考えながら1つの修正を
数値は絶対であって、全体では無い

数値に拘り過ぎて、全体のバランスがおかしくなって、どうしてこんな事に成ったのって多い(笑)
言っても聞かない人には、解らないから話はしなくても問題は無い……